STORY
第21話 「音楽は万丈を征す」
脚本:星山博之/絵コンテ:山崎和男/演出:藤原良二/作画監督:やしろかずお
キッザ山で、山に入った1550台の車と3000人近い人間が行方不明になるという怪事件が続発。メガノイドの仕業だと考えた万丈は、レイカ、ビューティ、トッポたち3人を伴いハイカーを装ってキッザ山へ潜入する。そんな万丈たちを出迎えるかのように現れる、謎の空中船。怪しい音色を響かせる船に導かれ、万丈たちはマッハ・パトロール共々とある滝口までやって来る。すると滝の中から洞窟への入り口が出現。罠だと知りつつもマッハ・パトロールで突入する万丈たち。地面から突き出すドリルなどのトラップをかわしつつも、地底世界へ投げ出されてしまう。
ところが万丈が目を覚ますとマッハ・パトロールだけが残され、レイカたちの姿は消えていた。万丈はマッハ・パトロールに乗り込み、突如起こった地割れを回避しつつ、崩れ落ちる吊り橋を乗り越え、とある城に辿り着く。そこで万丈は、縄で吊るされたレイカ、ビューティ、トッポを発見するも手出しできないでいた。
第22話 「スターの中のスター」
脚本:吉川惣司/絵コンテ:記述なし/演出:貞光紳也/作画監督:富沢和雄
大物映画プロデューサー「カルロス」から500人の映画スターの護衛を依頼された万丈は、レイカたちを伴って宇宙船「ネプチューン号」に乗り込む。ところが、月へ向かっているはずの宇宙船が、何者かの細工で火星へ針路変更させられてしまう。そこへ謎の宇宙船が攻撃をしかけつつネプチューン号に強行接舷すると、中からソルジャーたちが侵入してきた。異変を察知した万丈の前に立ちはだかる映画スター「ジミー・ディーン」。何と彼は、侵入したソルジャーを引き連れ、自分のファンである少女「タリー」を人質にブリッジを占拠しようとする。ところが、万丈が放った対メガノイド用磁気煙幕で部下ごとあっさり御用となり、厚さ50cmの特殊合金シールドルームに監禁されてしまう。
第23話 「熱き炎が身をこがす」
脚本:星山博之/絵コンテ:斧谷稔/演出:小鹿英吉/作画監督:田島実
1週間の間に都市部に近い6カ所の休火山が相次いで噴火し、甚大な被害が出ていた。レイカたちの一報で万丈はクロロペキン山の麓で彼女たちと合流。休火山であるはずのクロロペキン山近辺で地鳴りが続発していることを知る。そこで山を調査すると、霞のかかった火口から4本の石柱が突き出しているのを発見。しかもその石柱からはデスバトルと同じ磁力線が出ていた。それが火山を噴火させているメガノイドのメカではないかと推理すると、万丈は確認のためにレイカたちを残し単身火口へ降りる。
第24話 「キノコは大きらい」
脚本:田口章一/絵コンテ:新田義方/演出:藤原良二/作画監督:富沢雄三
遊園地に遊びに来ていたトッポが、アイスクリームを買いに行っている間に、一緒に来ていた子分のチッチが行方不明になってしまう。そして園内を見渡せるジェットコースターに乗ってチッチを捜していたトッポまでもいなくなってしまった! なんとトッポたちが乗ったジェットコースターは、トンネル内で意図的に軌道が変更され、コマンダー・ドクターガルの地下基地に辿り着くようになっていた。そこでトッポはチッチと再会するも、彼女を含め捕らわれていた子供たちはみなグッタリしていた。なぜならダイターンをも食べてしまうという巨大キノコを作り出そうとしていたドクターガルに、キノコを育てるために必要な細胞エキスを抜き取られていたからだ。だがその巨大キノコが胞子を出す前に、トッポと一緒にチッチを捜していたレイカの連絡で、万丈が遊園地にやって来てしまう。
第25話 「提督の生と死と」
脚本:松崎健一/絵コンテ:斧谷稔/演出:小鹿英吉/作画監督:加藤茂
老朽艦でデスバトルを13隻撃破したものの、病死してしまったマゼラン提督。ところが、彼の頭脳は小島を吹き飛ばす「重力波粒砲」を備えた新造戦艦「マゼラン」に移植されていた。テスト航海に出ていたマゼランが、突如随行艦を砲撃し撃沈すると、艦内に招待されていた万丈たちを人質にしてしまう。万丈はダイターンを呼び出そうとするが、電波が遮断され呼び出すことができないでいると、コマンダー・カトロフのデスバトルが出現する。カトロフはマゼランこそメガノイドの究極の姿だとするコロスの命により、マゼランを奪取すべく派遣されたコマンダーだ。だが、自我に目覚め、メガノイドに興味をもったマゼランは、密かにカトロフと連絡をとり、やって来た彼らを艦に招き入れてしまう。
第26話 「僕は僕、君はミレーヌ」
脚本:星山博之/絵コンテ:記述なし/演出:貞光紳也/作画監督:富沢和雄
メガノイドの基地建設現場に潜入した万丈は、そこで脳波をコントロールされ働かされている人々を発見する。だがそんな彼を、ソルジャーを従えたレイカが襲撃する。なんとか襲撃をかわした万丈は、コマンダー・ミレーヌの城近くに辿り着く。するとそこで、ミレーヌの小姓となったトッポと、石運びの労働に従事するビューティを発見する。無断で先に潜入していたレイカたち3人もまた脳波コントロールを受けていたのだ。
第27話 「遠き日のエース」
脚本:星山博之/絵コンテ:斧谷稔/演出:小鹿英吉/作画監督:やしろかずお
突如、とある都市を襲う巨大トランプ群と海水の激流。それは、上空に飛来したコマンダー・エドウィンの空中要塞「スカイ・ウォーター」の仕業で、人間牧場を建設するための土地を整地していた。ひと仕事終え、次の目的地へ向うスカイ・ウォーターは、海上で大量の海水を補給する。そこへ万丈の駆るダイファイターが接近。エドウィンは海水ごとダイファイターを収容してしまい、中にいた万丈を捕らえてしまう。
第28話 「完成!超変型ロボ!」
脚本:松崎健一/絵コンテ:記述なし/演出:藤原良二/作画監督:田島実
突如、コマンダー・ベルトリーの放ったメカ羽アリの大群=バグ軍団に襲われる都市。テレビ中継によって羽アリの正体を知った万丈は、ビューティのレディ・ピンキーを伴いマッハ・アタッカーで現場に急行。先行していたレイカのミスター・グリーンと合流する。そこへトッポが無断で持ち出したダイファイターが、彼らを追い抜いて行き、先にクラントン市へ入ってしまう。そして被害状況などを報告すると、万丈たちが到着するまで待機するように命じられるトッポだったが、そんなことなどどこ吹く風。トッポはダイターン3へ変形し地上へ降りてしまい、バグ軍団に襲撃されてしまう。そこへ到着した万丈の指示で、マッハ・アタッカーでドッキングするためにダイファイターへ再変形させるトッポ。だがその瞬間、ダイターンの変形機構を解析していたベルトリーの指示で、バグ軍団が脚の関節部から一斉に内部へ侵入。内部機構を食い荒らしはじめた。
第29話 「舞えよ白鳥!わが胸に」
脚本:桜井正明/絵コンテ:記述なし/演出:貞光紳也/作画監督:砂河尚志
フィギュア・スケートショーの会場を訪れた万丈は、メカ・フカに襲われるフィギュア・スケーターのアイサーを発見。助けに入るも、何体も現れるメカ・フカは、水中ばかりか地上でも行動でき、2人をどこまでも追いかけてくる。そこで万丈は近くにあったスポーツカーで逃走し、追撃してくるメカ・フカをビューティの操るマッハ・アタッカーに撃退させ、見事アイサーを守り抜く。 そして後日、夜の灯台で万丈はアイサーとのデートを楽しむ。そんな2人の姿をデスバトルから監視するコマンダー・リサー。すべては万丈を殺害するための罠だったのだ!
第30話 「ルシアンの木馬」
脚本:荒木芳久/絵コンテ:斧谷稔/演出:小鹿英吉/作画監督:高木敏夫
魔の海域で豪華客船が次々と襲われ、女性客ばかりが連れさらわれるという事件を調査する万丈は、デスバトルの反応を追い、マッハ・パトロールで荒野を疾走していた。するとコマンダー・マゾニー率いる女騎兵隊に襲撃され、万丈は彼女たちが放った槍で串刺しにされかける。持ち前の強運で無傷だった万丈は、マゾニーから肉弾戦による一騎討ちを挑まれ、人並みはずれた身体能力の高さでマゾニーを退ける。万丈に敗れたマゾニーは、海上に待機させていたデスバトルに乗り込み魔の海域にある前線基地へ退却。一方、万丈はダイターンを呼び出し、デスバトルを追跡するも、基地周辺に張り巡らされたバリアーに阻まれ、内部へ突入することができないでいた。